柔道整復師・歯科衛生士の専門学校｜日体大医療専門学校高等教育無償化確認校

こんにちは、教員の小枝です。

今回の医学史探訪第3弾は外科医アンブロワーズ・パレの登場です。

パレは、1510年フランスのブルターニュ出身で、身分の低い「理髪外科医」から身を起こし、やがてヨーロッパ最高の医師となった外科医です。

↑ アンブロワーズ・パレの肖像画。Wikipediaより引用。

若き日のパレは、パリに出て理髪外科医に弟子入りし修行に励み、その後、パリ最古の病院で住み込み医として働き腕をみがいた。

そして、その腕をかわれフランス軍の部隊の軍医として配属されたのです。
この頃、銃創によるケガの治療法は、イタリアで確立された「銃創では火薬の中毒が起こるので烙鉄または熱した油をもって傷口を消毒する」治療法が基本であった。
しかしその結果、ケガ人は治るどころかますます重篤な事態に陥っていたのだ。

パレもはじめは、その基本を忠実に受け入れていた。そんなある日、問題が起こった。
治療用の油を使い切ってしまったのである。そこでパレは決心した。
熱した油の消毒をやめて「卵黄、バラ油、テレピン油」を混ぜて軟膏を作り傷口にぬり、その上から優しく包帯を巻いたのである。

しかし、パレの心は不安に満ちていた。「明日になれば火薬の毒のせいでケガ人たちはみんな死んでしまうのではないのか？そうなれば私は、人殺しだ…。」パレはまんじりともせずその夜を過ごした。
翌朝、パレは信じられない光景を見た。ケガ人たちはみな、今までの治療では考えられないほどに回復していたのだ！
パレは、今まで教えられてきた知識が根拠のない誤りであったことに気づいたのである。
そして、もう二度と残酷な煮え油を使うことはなかった！

優しい外科医パレ誕生の瞬間である！！

その後も、パレは四肢の切断手術に血管の断端を糸でくくる「血管結紮法」を戦場で初めて行なった。
血管の断端を糸でくくれば確実に止血ができる。
このような理屈は現代では常識であるが、16世紀の外科学においては、まったく斬新な考えだったのである。
それらは外科の大きな進歩であった。

パレは常に「患者の負担を最低限におさえる」愛護的な精神を忘れなかった。
「われは包帯するのみ、神が癒したもう」これは、パレの残した有名な言葉です。

参考文献：医学の歴史（小川鼎三 著/中公新書）、まんが医学の歴史（茨木保 著/医学書院）

連日の暑さに疲れ果てず、お過ごしでしょうか。
来週から夏休みに入る日体柔整専門学校、教員の菱沼です。

日体柔整専門学校では、夏休みにも補習等が行われています。
来週は、2年生を対象とした実力試験が行われます。

1年生で学習した解剖学や運動学の範囲から出題されるので、
学生は試験に向け、仲間たちと復習をしていました。

学生の皆さん、
柔道整復師国家試験に向けて、緊張感がある中で問題を解くことはいい経験になります。
半年前に学習した分野を思い出しながら理解を深めてください。
良い結果を期待しています！

皆様こんばんは、教員のナカオです。

南相馬市では梅雨の中も復興に向けて頑張っております。

しかしその一方で本日も地震、津波、原子力の3災害が現在進行形で続いています。南相馬市の医療者はきぼうを信じて歯を食いしばって戦っていました。

私も南相馬市医療ボランティア、南相馬市立総合病院職員、南相馬市立小高病院職員、南相馬市小野田病院職員として頑張る医療者の輪に加わって参りました。

今までもそしてこれからも日体柔整バックとともに原発安定まで負けないで頑張りたいと存じます。

福島県浜通り地方に明るいみらいを‼
こどもたちに輝くゆめを‼

こんにちは。教務のコバヤシです。
梅雨なのに暑い日が続いておりますがみなさんいかがお過ごしでしょうか。

さて7月9日(日)に第48回(公社)東京都柔道整復師会柔道大会が開催され、男子団体戦、男子段別個人戦、女子個人トーナメント戦に本校学生も参加させていただきました。
試合当日、体調不良者が続出し、5人制で行われる男子団体戦に3名で出場することになり、善戦したものの2対2の内容差で初戦敗退となりました。

男子段別個人戦では1試合のみですが、本校の学生の頑張っていました。特に本校に入学してから柔道を始めた学生も出場し見事1本勝ちを収めることができ、日頃から頑張ってきた成果が発揮できたのではと思います。
女子個人トーナメント戦ではベスト8に1名入賞することができました。

どうしても勝負事なので勝ち負けは付いてくるものですが、結果だけを求めるのではなくそれまでの過程が大切だと普段から学生達に伝えているつもりです。次の大会に向けて各々の課題を見つけて頑張って欲しいと思っています。

また試合当日は係員として大会運営に携わってくれた学生もおりました。とても暑い試合会場でしたが、彼らも頑張っていました。お疲れさまでした。

8月には学校協会の柔道大会も開催されます。特に3年生は最後の大会ですので悔いのないように頑張って欲しいと思います。
最後にみんなで記念撮影。

こんにちは。事務職員の藤田です。

大雨が降ったり、真夏日の陽気になったりと天候が極端な近頃ですが、本校の学生ホールでは教員了承のもと「トレーナー勉強会」の部員たちによる新入生歓迎会が行われていました！

　　
↑ 夢のようなピザの量！羨ましい…。

毎週木曜日に活動をしているトレーナー勉強会に、今年もたくさんの学生が入会してくれました。
その新入生を歓迎しようと、先輩学生たちが計画を立てたそうです。

乾杯の瞬間を連写させてもらいました！（もちろん中身はお茶やジュースです。）

↑ カンパーーーーイ！

良い意味で上下関係がフラットに近くていい雰囲気ですネ。
最後には顧問の又吉先生も加わって和気あいあいとした会を見せてもらいました。

皆様こんばんは、教員のナカオです。

南相馬市小池原畑第二応急仮設住宅では復興に向けて市民の皆様と医療者が手を携えて頑張っております。

しかしその一方で本日も地震、津波、原子力の3災害が現在進行形で続いています。
南相馬市の医療者はきぼうを信じて歯を食いしばって戦っていました。

私も南相馬市医療ボランティア、南相馬市立総合病院職員、南相馬市立小高病院職員、南相馬市小野田病院職員として頑張る医療者の輪に加わって参りました。

今までもそしてこれからも日体柔整バックとともに原発安定まで負けないで頑張りたいと存じます。

福島県浜通り地方に明るいひかりを‼
こどもたちに輝くゆめを‼

こんにちは。事務職員の藤田です。

7月2日(日)に整復健康学科ならびに口腔健康学科のオープンキャンパスを開催致しました！

雨は降らなかったものの、あいにくの空模様。そんな天気にも関わらずたくさんの参加者の方に足をお運びいただきました。

　　
↑ 曇り空で湿気の多い天気。でも日体柔整は元気です！！

オープンキャンパスは学校説明からはじまり、校舎見学を経て、目玉である体験授業へと移行していきます。

整復健康学科は「テーピングを巻いてみよう」、口腔健康学科は「歯科の器材を使ってみよう」と題して体験授業を行いました！

整復健康学科の「テーピングを巻いてみよう」では、実際の授業でも行っている内容をそのままに、テーピングの実技演習を！

　　
↑ 体験授業では本校学生も一緒となってお手伝い・参加させていただきました！

口腔健康学科の「歯科の器材を使ってみよう」では、現職の歯科医師指導のもと平成30年度から使用することとなる実習場を利用して器材を直に触っていただきました！

どちらの学科も活気に満ちたとても良いオープンキャンパスとなりました。

最後となりましたが、参加者の皆様におかれましては、日曜日の貴重なお時間にご参加下さいましたことを心より御礼申し上げます。

★ オープンキャンパスの参加申込みはコチラから ★

こんにちは！

接骨院の内薗です。

先週の土日にバレーボール、柔道の救護に参加してきました。

土曜日は深沢小学校にて9人制バレーボール、日曜日は講道館にて大学生の柔道大会に参加してきました。

今回バレーボール救護では怪我をされた方はいませんでしたが、柔道の救護では膝関節捻挫や母趾IP関節脱臼、肘関節捻挫などが発生してしまいました。

救護では普段の接骨院で怪我に対応するのと違い、怪我の瞬間を見る機会があります。

接骨院では怪我をした状況を聞くことしかできないので実際にどのような発生機序なのかを見て知ることは大切なことだと思います。

今回、土日ともに白熱した試合を見させていただきました！

今後も救護活動に参加予定です！

バレーボールの救護でテーピングを巻いています！

柔道の救護風景です！

皆様こんにちは、教員のナカオです。

南相馬市立総合病院脳卒中センターでは本日も貴い命を救うため医療者がみんなで頑張っております。

しかしその一方で本日も地震、津波、原子力の3災害が現在進行形で続いています。

南相馬市の医療者はゆめを信じて歯を食いしばって戦っていました。

私も南相馬市医療ボランティア、南相馬市立総合病院職員、として頑張る医療者の輪に加わって参りました。

今までもそしてこれからも日体柔整バックとともに原発安定まで負けないで頑張りたいと存じます。

福島県浜通り地方に明るいみらいを‼
こどもたちに輝くきぼうを‼

こんにちは。教員の吉田です。

少し報告が遅くなってしまいましたが、6月11日（日）に第34回 日体柔整専門学校同窓会主催の臨床研究会が本校にて行われましたので、その様子を書き込みたいと思います。

同窓生や在校生など合わせて100名を超える方が出席し、有意義な勉強会になったことと思います。

当日は以下のような内容で行われました。
【プログラム】　
10:30～　開会の辞、会長挨拶

10:40～10:55　会員発表1　昼10期　内薗紀人　会員
「日体接骨院における救護活動外傷報告」

10:55～11:10　会員発表2　昼10期　松井悠気　会員
「肩関節脱臼の症例経験と疑問」

11:10～11:25　会員発表3　夜39期　八木田公平　会員
「骨折判断における音叉の有用性」

11:30～12:30　特別講演1　夜28期　羽田野龍丈　会員
「羽田野式ハイボルトの可能性」

12:30～13:30　昼食、総会

13:30～14:30　特別講演2　夜13期　樋口毅史　会員
「パラリンピック・リオデジャネイロ大会に帯同して」

14:40～16:10　特別講演3　夜7期　粕谷泰右　会員
「柔整の残しておきたい固定方法」

今回の臨床研究会では、本校教職員である内薗紀人先生が発表しました。

内薗先生はこのような形で発表をするのが初めてでしたが、日頃の救護活動において、スポーツによって準備する材料が違うことや、どのような外傷が多いのか等、細かくまとめて発表しておりました。
当日は堂々と発表しており、とても有意義な内容であったと思います。

様々な先生方が、その経験を通して得た・考えた内容を発表して頂き、実りのある研究会となったのではないでしょうか。

また、久しぶりに会う同窓生もいて懇親の場にもなったと思います。