卒業生の声ob voice

吉井さん

患者さんからの『ありがとう』が日々の活力

歯科衛生コース 2021年度卒業

実際の歯科医院では、私の対応・処置によって患者さんの口内環境が少しずつ改善され、患者さんから『ありがとう』と言ってもらえることが増えてきました。患者さんに寄り添いながら、感謝されることは日々の活力になっています。

冨田さん

先生とは今も連絡を取り合う仲です。

歯科衛生コース 2020年度卒業

私は現在東京都内の歯科医院で勤務しています。学生時代は座学より、実技授業の方が苦手としていましたが専門学校で繰り返して得た技術は現在歯科医院でとても役に立っています。放課後などに先生に何度も指導を受けながら実技練習をしたことはいい思い出です。卒業後も先生方とは連絡を取り合う仲です。

末吉 郁也さん 日本体育大学へ編入

日体大医療から広がった未来

平成27年度卒

日体大医療で柔道整復師の資格を取得し、大学でさらに幅広い知識が得られたため、自分の考え方が変わりました。編入前には考えもしなかった海外留学を考えるようになり、さらなる飛躍を目指します。

佐藤 詩織さん

教科書に載っていないことまで学べる授業

平成28年度卒

実技の授業では、教科書に載っていないことまで教えていただきました。そのことが臨床現場で大切だったと、勤務しはじめて、改めて感じています。

現在勤務している接骨院は、日体大医療の卒業生が院長なので心強く、伝統ある日体大医療を卒業して良かったです。

田上 あゆみさん

初めて患者さんとふれあった日のことは忘れられません。

平成25年度卒

私は4日間日体接骨院で臨床実習をさせていただきました。知識不足や練習不足が目立ち、もっと勉強するべきだと感じたのが正直なきもちです。また、授業では友達や先生に対する練習でしたが、何も知らない患者さんと接するのはとても緊張しました。実際に患者さんを目の前にして、今どのような状態で、今後どうしていくのか説明しましたが、頭が真っ白になりました。

しかし、先生方が基本的なことから優しく教えてくださり、実技面や患者さんとのコミュニケーションの仕方などたくさんのことを学びましたが、中でも自分に自信を持つことが大切だということを特に身にしみて学べたと思います。怪我をして精神的にも不安な状態の患者さんに対して自分に自信がないと、患者さんとの信頼関係が作れないと感じました。

今回の経験を活かし、自分に自信が持てるようにこれからも勉強していきたいです。

松本 崇信さん A.B.S 整骨院

向き合い、尽くす人になる

平成20年度卒業

私は柔道整復の道を志すまでは教員を目指していました。大学まで続けてきたバスケットボールの指導者になりたく、中学生や高校生のコーチを経験させて頂いた事もあります。コーチとしてスポーツに携わっていくうち、気付かされたことがありました。それは、現場で発生した怪我や選手のコンディショニングに対して、適切な処置が出来ないという事です。競技力向上の為に、技術の指導は大切なことですが、怪我の処置や予防、コンディショニング指導も非常に大切な事だと考えるようになりました。捻挫や脱臼、筋挫傷などの急性的な外傷に対して、的確に処置が行える知識や技術を学び、選手をメディカルの面から支えていきたいと考え、柔道整復師の道を選びました。

卒業してから早4年。現在は接骨院で勤務しながら、週末はスポーツ現場でのトレーナー活動をさせて頂いています。忙しい日々ではありますが、トレーナーとしてスポーツに携われ、非常に充実しています。接骨院とスポーツの現場、どちらも我々がやるべき事に変わりはありません。ですが、スポーツ現場においてはより速く、より的確な処置が求められます。もちろん、接骨院での施術も一人一人の患者に合った、最良の治療を行う事は言うまでもありません。スポーツ現場では我々の目の前で、怪我や事故が起こります。それらに対して、いかに速く、的確に処置が出来るかによって、選手の予後が変わってきます。応急処置はトレーナーとして最も重要な役割であり、現場でしか培うことが出来ません。柔整師として現場でスポーツに関わっていくのであれば、接骨院での臨床経験に加え、積極的にスポーツ現場へ出ていくことが大切だと考えています。

将来は柔整師として開業も目標ではありますが、トレーナーとしてスポーツの現場に立ち続けたいと思っています。様々な資格を持ったトレーナーが現場には存在し、役割も様々です。ですが、急性外傷の処置を行える柔整師こそが、現場には必要だと私は考えています。

吉田 理さん 吉田整骨院

心を通わす技がある

平成13年度卒業

柔道整復師の仕事は挨拶から始まり、患者さんの訴えを聴き、患部の状態をよく観察し、患部を触って痛みを確認するなどの過程を経て治療をおこないます。その過程の中で私が特に気をつけていることは、患者さんとよくコミュニケーションをとるということです。患者さんの話を聴き、質問に対して真摯に答えることで、相手の緊張を解き、お互いの信頼関係を築いていけると思っています。そして怪我が治る頃に「次に怪我をした時もここにしよう。」「ここの先生ならなんとかしてもらえる。」と思われる時が一番うれしい瞬間ですね。

学生の頃から人と接する仕事に就きたいと思っていたので、柔道整復師の仕事にはとてもやりがいを感じています。その反面、患者さんを治療するということには大きな責任が伴うことも事実です。同じような怪我でも患者さん一人一人によって症状は様々であり、治療方法も異なります。従って柔道整復師は毎日が勉強ですね。

接骨院での治療以外にも、地域のマラソン大会やママさんバレー大会などで、救護班として大会に参加しています。また、3月に発生した東日本大震災では、医療ボランティアとして岩手県の大船渡市に向かった先生がいます。これは相模原市と姉妹都市であると大船渡市との災害時派遣協定により派遣要請があったためです。このように地域の活動に参加できることや、災害時に医療人として微力ながら役に立てることもこの仕事のやりがいのひとつだと思います。

和田 秀樹さん 三ツ境接骨院(横浜市)

「医療人としての柔道整復師」のモラルや人格形成も大切なことです。

夜間部3期生(昭和52年卒業)

卒業し早33年となりました。第3期生です。昼は日本体育大学で学び、夜は日本体育大学医療専門学校で学ぶ、今でいうダブルスクールの勤勉青年でした。同世代では日体大の現教授や、全国の柔道整復師会の役員となっている方も大勢おられます。

いまや柔道整復師の養成校は100校を超え国家試験合格至上主義となって授業内容もその対策となっているようです。もちろん国家試験合格は大切な目標ですが「医療人としての柔道整復師」のモラルや人格形成も養成施設として大切なことです。

日本体育大学医療専門学校は学校法人日本体育大学の中では日本体育大学と姉妹校です。両校は近距離にあり相互理解のもと「スポーツ関連に特化した柔道整復師」の養成も可能です。私自身、日本体育大学医療専門学校で学んだことを日本体育大学で活かせましたし、その逆も多々ありました。

日本体育大学医療専門学校の歴代教員・卒業生には高名な先生方も全国各地においでになり、また、日本体育大学の卒業生は全国各地の中高・大学で教鞭をとられています。学校法人日本体育大学の仲間として相互協力が行えるはずです。