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クラーメル金属副子を用いた固定法

カテゴリー:過去情報 更新日:2014.01.17

こんにちは。非常勤教員の蓮沼です。

遅ればせながら、皆さま、あけましておめでとうございます。
本年も日体柔整の為に微力を尽くしますので、宜しくお願い致します。

本日は、昨年末に行った夜間部1年生の5回目の実技試験結果についてご報告いたします。
年末年始何かと忙しく、ブログの更新を怠っていて、報告が遅くなってしまい、申し訳ございません。

5回目の実技試験の課題は、「クラーメル金属副子を用いた固定法」です。

一応、コーレス骨折を想定した固定を課題としましたが、まだ1年生なので固定材料もクラーメル金属副子のみとし、
固定肢位も手関節を軽度屈曲位で巻くだけとしました。

ただ、今までの実技試験との大きな違いは、助手を付けて巻かせたことです。
実際に骨折の患者さんに包帯を巻く時は、上肢や下肢を保持する助手が重要な役割を担います。
いくら包帯の技術が高くても、助手をうまく使えないと患者さんに大きな苦痛を与えてしまうことになります。
ですから、今回の実技試験では予めパートナーを決め、助手との阿吽の呼吸も評価の対象といたしました。

今回の試験で最も良い評価だった、田村海君の実技をご覧ください。

うーん・・・。上手いんですけどね・・・
試験本番の方が手の動きもスムーズでしたし、出来は良かったですね(笑)
みんなカメラを向けられると緊張しちゃうんでしょうね。

彼はどちらかというと不器用な印象があったのですが、前期の頃から授業中も授業時間外もよく練習をしていました。
動画を見て頂いてもお分かりだと思いますが、今でも決して器用ではないですが、だいぶ包帯のラインの出し方が
わかってきた感があります。
もう一息ですね。

自分が巻きたいと思うところに自然に包帯が向かう、その流れを作ることが一番大切なことであり、一番難しいことでもあります。

来週は最後の実技試験、「プライトン副子を用いた足関節の固定法」です。
A+評価が出ることを楽しみにしていますので、頑張って練習してくださいね。

決して、包帯の流れに逆らってはいけませんよ・・・・。

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