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人騒がせな実験

カテゴリー:過去情報 更新日:2009.12.16

こんにちは教員のヒグチです。
今日は先日行われた生理学実習での出来事を紹介します。

血液型判定(ABO式)実習でのお話。
3年生のA君は21歳の現在まで自分の血液型をA型と信じていたそうです。
実習では、自分の血液を使い、試薬と混ぜ合わせて凝集反応を観察します。
つまりA型であれば抗A血清(試薬)が凝集反応を示し、
抗B血清は凝集がみられないという結果になるのです。
AB型では両方が凝集することになります。

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さて、A君の反応は...
数分が経過しても凝集反応が見られませんでした。
納得できない本人は再度検査を行いました。でも結果は変わりません。
彼の血液型はO型ということになります。

彼の表情は明らかに落ち着きがなくなり、挙動も不安定。
まさに狼狽(ろうばい)という言葉が当てはまる状態になってしまいました。
両親の血液型を聞いてみると、O型が生まれても何ら問題は無いのです。
が、今までA型として人生を送ってきたことを全て否定される気分になったのでしょう。

あきらめきれない彼はその日の夕刻、某献血センターに赴き、献血を兼ねて確認したそうです。
やはりO型ということで、やっと心が落ち着いたそうです。

なかなかドラマチックな生理学実習になりましたね。

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