骨学実習
カテゴリー:過去情報 更新日:2011.07.22
こんにちは。教員のハスヌマです。
ブログを書くのを少しサボってしまい、事務の川本さんに叱られてしまいました(汗)
今週は校長先生の指導のもと、昼間部・夜間部ともに1年生が骨学実習を行っています。
私も時間があるときには顔を出してお手伝いをさせていただいております。
実習最終日の今日、昼間部の1年生は先ほど試験を実施しました。
上肢編は合格者が1名、下肢編は全員不合格という散々な結果でした。
1年生の今の時期ですから、出来ないのはある程度は仕方がないと思います。
しかし、これを当たり前とは思わないようにして下さい。
今日の問題、私もやってみました。
正直、いくつかわからないところはありましたが、決して難しい問題ではありません。
特に四肢の骨・筋に関しては「長期記憶」として頭に入っていないといけない知識ばかりです。
これは、国家試験に合格する上だけでなく、柔道整復師として仕事をする上でも大切なことです。
骨のランドマークを知っていてそれを体表から触ることができ、そこに付着する筋が何かを知っていて、
さらにはその筋がどのような走行でどんな作用をもち、何神経が支配しているのか。
これらがわかっていないと、日々の診療で患者さんに手技を施すことはできません。
「膝が痛い」と訴える患者さんの膝を摩るだけなら誰にでもできます。
痛みの原因となっている筋や神経を探り当て、そこに的確にアプローチすることにより痛みは軽減されるのです。
“ マッサージ ” と “ 手技 ” の違いはここにあると私は考えています。
本校の学生には “ 手技 ” を施せる柔道整復師になってもらいたいと思っています。
今回の試験、全くできなかった学生は大勢いると思います。
この結果を当たり前と思うのではなく、
「このままではヤバい!」
と感じてくれれば、それでいいと思います。
自分のため、そして将来自分が診ることになる患者さんのためにも、
「次は絶対に100点とってやる!!」
という気概で再試験に臨んで下さい。
期待しています。
先ほど基礎医学実習室を覗いたら、少しは反省しているのか、数名の学生が残って復習をしていました。
学生のこのような姿を見ると本当に嬉しくなります。
再試験、頑張ってね。
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