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実技の授業風景 ~ギプス巻き編~

カテゴリー:スタッフブログ 更新日:2018.07.05

こんにちは。教員のタチバナです。

今日は菱沼先生の実技授業の風景を紹介したいと思います。

菱沼先生は接骨院でのギプス巻き経験が豊富で職人レベルの技の引き出しがたくさんあり、補助として参加した私も目に鱗でした。

柔道整復師の固定は患部に厚紙や金属製の添え木などを当てて包帯を巻くイメージが強いと思いますが、実はギプスを巻くこともあるんです。

今回授業で使用したのは石膏ギプスとグラスファイバー製(キャスト材)のギプスの2種類で、それぞれ使用方法が異なるため特性を説明したうえで学生自身が固定し、ギプスのカットまで行いました。

 

それぞれの材料は肌を傷めないように下巻きを巻くことは共通しますが固定前に石膏はお湯、キャスト材は水に浸すなどの硬化方法や硬化までの時間、材質の扱い等の違いなどを考え、苦戦しつつも楽しく作製していました。
やはり現場に役立つ技術となると学生の皆さんはイキイキしています。

国家試験に合格したあかつきに、学校で学んだ技術を患者さんの早期回復のために活かしてほしいです。