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障害者スポーツ指導員養成研修会

カテゴリー:過去情報 更新日:2011.08.24

こんにちは。教務の小林です。

暑かったり、涼しかったり、また暑かったりと何だか良くわからない天気が続い

ていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は8月2日(火)〜5日(金)に新宿の戸山サンライズで行われた「障害者スポーツ

指導員養成研修会」に参加してきた事をご報告致します。

皆さん、障害者スポーツといっても中々イメージがつきにくいかと思います。私

も今まではパラリンピックぐらいしか思いつかないぐらい漠然としており、今

回、少しでも障害に対する教養の幅を広げる事と何かの役に立てればいいかと思

い、昼間部2年生の学生3名と一緒に参加してきました。

4日間、午前は障害者スポーツの概要や、障害に関する知識を勉強し、午後は実

際に障害者スポーツを体験するなど、内容はかなりハードなものでした。その中

で、特に印象的だったのは2日目に体験した「ゴールボール」という競技です。

聞き慣れない競技だと思いますが、この競技は1チーム3人による対戦形式で行

われる競技で目隠しをしながら鈴の入ったボールを転がし、幅9mのゴールに入

れることで得点する視覚障害者の競技です。元々は第2次世界大戦後の傷痍軍人

のリハビリテーションの一環としてドイツで考案されました。この「ゴールボー

ル」を指導して頂いたのは、北京パラリンピック女子日本代表として活躍された

安達阿記子選手と女子日本代表コーチの江黒直樹先生です。安達選手は全盲では

なく、幼い頃から視野狭窄という障害があり、健常者の約1/3程しか視野がないそ

うです。2年前に針灸師の資格を取得し、仕事と競技を両立しながら活躍されて

おり、現在もゴールボール女子日本代表です。ちなみに女子日本代表はアテネパ

ラリンピックで銅メダルを獲得し、北京では7位入賞を果たしており、世界でも

トップクラスに位置するそうです。

そんな安達選手と江黒先生にゴールボールを指導して頂きましたが、この競技は

視覚障害者の競技ですから、私達はアイマスクをして参加しました。まず、コー

トに張られたタコ糸とゴールの柱をたどりにポジションに位置するまでが大変で

、何しろ目が見えないので自分のポジションにつくまでが時間がかかりました。

そして5分間のミニゲームが始まるとボールを転がしてゴールを狙ったり、また

ボールの中の鈴の音をたよりにサッカーのゴールキーパーのように身体を使って

ゴールを死守したりと汗だくになりました。ちなみに私はボールの音は反応こそ

したものの、ワキの間からボールがするりと抜けてしまい、同じチームだった本

校の学生からは怒られながらも楽しくやらせてもらいました。

講義の最後に私達は安達選手が守備するゴールに向かって思いっきりボールを投

げさせてもらいましたが、そのボールをことごとく止められ、日本代表の凄さを

肌で感じた1日でした。

江黒先生は、ヨーロッパでは非常に盛んなゴールボールが日本ではあまり普及れ

ておらず、ゴールボールの楽しさを伝えていきたいと同時に、指導員の資格を取

得された方々にも広めてもらいたいとおっしゃっていました。

何事もやってみてその物の本質や楽しさ、奥深さなどを知る事ができると思って

います。今回の研修会はそんな事の連続で、とても有意義な4日間でした。また

今回参加した方々は大学生が大半でしたが、中には他の医療従事者の方や、実際

に障害を持たれている方、今後障害者に携わっていきたい方などと交流がもてた

のもいい経験になりました。

最後にロンドンパラリンピックを目指す安達選手と記念撮影(ミーハーですね)

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