肘関節脱臼経験者にインタビューしました。
カテゴリー:過去情報 更新日:2015.08.21
こんにちは。日体接骨院の熊谷と今西です。
今回は日体柔整公式YouTubeチャンネルにアップされた「肘関節脱臼整復法」をご覧ください。
動画について少し解説します。下の写真の赤丸で囲ってある部分が肘関節脱臼の外観写真となります。
まず肘関節は上腕骨(じょうわんこつ)、橈骨(とうこつ)、尺骨(しゃくこつ)の3つの骨で構成されます。
正常な状態の肘関節を横から見た写真です。
脱臼時はこのような状態になっています。
整復時は助手が上腕部を持ち、術者が前腕部を牽引し脱臼箇所を押し込みます。
*赤い矢印の方向に牽引し、黄色の矢印方向に押し込みます。
この動画は3年前のものですが、実際に怪我をして整復されているのは
日体接骨院スタッフの今西先生です。
負傷当時のことを聞いてみました。
熊谷:負傷時や整復時の状況を教えてください。
今西:柔道の稽古中に背負い投げをされた際に右手を畳について
右肘関節が無理に伸ばされた状態で受け身をとりました。
右肘を見たら肘関節があらぬ方向に向いていたので「なんだこれは?!」
と思っていたら、それが肘関節脱臼でした。
整復前は興奮していたため痛みなどは感じませんでしたが
整復中は段々気持ち悪くなって吐きそうになっていました。(笑)
実は当院に脱臼をし来院される患者様の中でも整復中に気分が悪くなったり
気を失ってしまう方もいるため細心の注意を払いながら整復を行っております。
現在ではこのように肘関節可動域の左右差がなくなりました!
脱臼整復後にしっかり固定し、可動域訓練をするのが大事ですね。
最後に今西先生から
「接骨院でしっかりとトレーニングをしたおかげで3年前よりたくましい腕に成長しました!(笑)」
とコメントを頂きました!
東京で柔道整復師・歯科衛生士を目指す
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